Miyakita Obidome 帯留

グリーン梅鉢マーク

 帯留 String Ornaments for kimono

宮北の帯留め

遊びをせんとや生まれけり

「和装の最終仕上げの美、画竜点睛」と言われる帯留。
かんざし宮北の帯留は「遊戯三昧ゆげざんまい」。
ただひたすら、お客様の遊び心にお応えする為に、遊びながら楽しんで、お作りします。
刀の目貫めぬきや、柄頭つかがしらから転用されて作られた江戸時代、海外からの宝石が使われた明治時代。
帯の一番上を飾る、とても小さな装飾品。
どんな題材も許される、和装の遊び心。

グリーン四角マーク  かんざし宮北の帯留おびどめの特徴 Recommended points

1. 遊ぶことを楽しんで作る
2. 細部にこだわって作る
3. 大人の遊び心

1. 遊ぶことを楽しんで作る

 「遊戯三昧ゆげざんまい

中国の宋時代(960〜1279年)、禅書「無門関むもんかん」の一節で、 自身の欲(戯)から、自由自在(遊)に解き放たれ、心が定まり集中し余念がない状態(三昧)。
諸事には、苦しさが存在するが、我を忘れて、ただ一心に楽しみの中で行うならば、苦など存在しない。
他にとらわれることなく、そのものを楽しむ、となります。

他を気にすることなく、宮北らしい帯留を作ります。

2. 細部にこだわって作る

 「花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春を見せばや

藤原家隆ふじわらのいえたか(1158〜1237年、平安〜鎌倉)による、 千利休せんのりきゅうの茶の湯の精神と言われる歌で、解釈は様々ですが、 先入観にとらわれず、五感や心で感じることで、今まで見えていなかった価値観が見えますよ、 過去や未来ではなく今が大切ですよ、となるのでしょうか。

古くさいや、新しい、見栄えがするなどにこだわらず、何年経っても良い、時間が経つほど良さが伝わるような製作をします。

3. 大人の遊び心

 「遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生まれけん ・・・

平安時代(794〜1185年)に編集された「梁塵秘抄りょうじんひしょう」にある一文で、 解釈により歌の意味は異なりますが、「遊び」は、詩歌舞で、「戯れ」は、じゃれる、洒落ともいい、 大人になっても遊び心をもって、教養や、お洒落を楽しむことを忘れずに生きましょう!、という意味に取れます。

帯留も遊び心から生まれたものですので、おしゃれや、ファッションを楽しむ、面白い題材を取り入れる、 細部の作りを楽しむなど、大人の楽しみ、遊び心を満点にお作りします。

※ 帯留は、遊ぶことを前提にしていますので、禅語、和歌、今様と、文章が少々難しくなっています。

かんざし水平線
帯留 / obidome
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